代表挨拶

「一身独立して一国独立す」、福澤諭吉は時代の転換期だった明治期の人々にこのように説きました。
現代人が1日に受け取る情報量は江戸時代の1年分、だそうですが、あまり自覚しないだけで我々は明治期以上のドラスティックな変化の時代に生きているのかもしれません。私は就職氷河期世代の最初の世代で、就職や就業に関しては常に順調という訳ではなく、サラリーマン時代は日本経済の低迷を恨めしく思ったりすることもありました。

相変わらず日本経済の先行きは不透明ですが、経済全体の低迷を嘆いていても始まりません。福澤の言葉を個人の経済活動の集積が一国の経済を構成するものと解釈すると、変化の時代に個人・法人が資産を保全し、さらに所得を増やそうとする努力の積み重ねこそスポットを浴びるべきだと感じます。

当事務所はそのようなお客様の経済的な発展に向けた努力に真摯に伴走し、我が国の経済の発展にも微力ながら寄与したいと考えております。